コラム記事

日本維新の会「パチンコ課税」検討

【日本維新の会「パチンコ課税」について】現在、日本維新の会を中心に「パチンコ・パチスロへの課税」が再び話題になっています。

■ ① 維新は以前からパチンコ課税を政策として掲げている

これは突然出てきた話ではありません。

日本維新の会は2021年の政策提言でも、

「パチンコは遊技ではなくギャンブルとして位置づけ、課税することも視野に入れ、法整備を行う」

という方針を示していました。

さらに現在の「維新八策2026」では、より明確に、

・パチンコ・パチスロ等を「遊技」ではなく「賭博」と位置づける
・国や地方自治体による課税
・広告規制
・事業者の責務や営業方法の明確化
・適正な管理制度の構築

などを含めた法整備を行う方針を掲げています。

したがって、「パチンコへの課税」という方向性自体は噂ではなく、日本維新の会の公式政策に記載されています。

■ ② 過去にも「パチンコ税」は議論されている

約10年前にも、パチンコ業界から大規模な税収を確保する「パチンコ税」が議論されました。

当時は、

「ホール・業界側から税金を取る」

という色合いが強い構想でした。

今回注目されている議論は、それとは少し違います。

■ ③ 今回注目されているのは「ユーザー側の所得課税」

現在話題になっているのは、

「ホールから税金を取る」

だけではなく、

「パチンコ・パチスロで利益を得たユーザーの所得を把握し、課税できないか」

という考え方です。

ただし、2026年9月時点では、

・正式な法案
・税率
・課税対象
・徴収方法
・導入時期

などは公表されていません。

したがって、現時点では「パチンコ税の導入が決定した」という段階ではありません。

■ ④ なぜ「再プレイ」が重要になるのか?

ユーザーの利益に課税しようとすると、大きな問題があります。

それは、

「誰が、年間いくら使って、いくら獲得したのか?」

を現在の仕組みでは正確に把握することが難しいことです。

そこで関係してくる可能性があるのが、

・会員カード
・貯玉、貯メダル
・再プレイ
・景品交換履歴
・キャッシュレス
・本人確認
・遊技履歴

などのデジタルデータです。

これらを紐付ければ、理論上は個人単位の年間遊技収支を把握しやすくなります。

■ ⑤ 例えば、こんな仕組み

年間投入金額 100万円
年間獲得価値 130万円

年間利益 +30万円

「30万円の利益を所得として扱うのか?」

という考え方です。

逆に、

年間投入金額 500万円
年間獲得価値 450万円

年間収支 ▲50万円

となった場合、

「損失をどう扱うのか?」
「年間で損益通算を認めるのか?」

という問題も発生します。

■ ⑥ 「再プレイに課税」はまだ確定情報ではない

ここは重要です。

現時点で、

「再プレイした金額に○%課税する」

「再プレイ時に税金を徴収する」

という具体的な制度が正式発表された事実までは確認できていません。

現在確認できるのは、

「パチンコ・パチスロへの課税を含めた法整備を行う」

という維新の公式政策と、

「ユーザーのパチンコ所得をどのように捕捉するのか」

という議論です。

その所得把握の仕組みを考えた場合、会員カード・貯玉・再プレイ・キャッシュレスなどが重要なインフラになる可能性があります。

■ ⑦ 業界にとって本当に重要なのは「税率」だけではない

個人的には、税率以上に注目すべきなのは、

「遊技客の年間収支を個人単位で把握する仕組みが作られるのか?」

という点だと思います。

仮に、

本人確認

会員カード

現金・キャッシュレス

遊技履歴

貯玉・再プレイ

景品交換

まで一元管理されるようになると、パチンコ業界の仕組みそのものが大きく変わります。

■ ⑧ 特に影響が大きい可能性がある層

年間収支を把握して利益に課税する制度になった場合、

・軍団
・専業
・打ち子を使うグループ
・ハイエナ専業
・年間で大きなプラス収支を出しているユーザー

などへの影響が大きくなる可能性があります。

一方、一般ユーザーの多くが年間収支でマイナスの場合、「何を所得とするのか」「損失を認めるのか」という制度設計が非常に重要になります。

■ ⑨ 現時点での整理

【確定していること】

日本維新の会は「維新八策2026」で、

パチンコ・パチスロ等を遊技ではなく賭博と位置づけ、国や地方自治体による課税や広告規制を含めた法整備を行う

という方針を公式に掲げています。

【現在議論・報道されていること】

パチンコ・パチスロによって利用者に生じた利益をどのように把握し、課税するのかという議論が出ています。

【まだ決まっていないこと】

・再プレイ課税
・具体的な税率
・課税対象金額
・年間損益通算
・会員カードとの紐付け
・マイナンバーとの紐付け
・キャッシュレス義務化
・徴収方法
・制度開始時期

これらは現時点では正式決定されていません。

■ 結論

今回の話を、

「維新が再プレイから税金を取ることを決めた」

と理解するのは、現時点では早いと思います。

正確には、

「維新は以前からパチンコ・パチスロへの課税を政策として掲げており、2026年もその方針を継続している」

そのうえで、

「ユーザーのパチンコ所得をどう捕捉するのか」

という議論が出てきている状況です。

今後の最大の注目点は、

【会員カード × 貯玉・再プレイ × キャッシュレス × 本人確認 × 年間遊技収支】

ここまで一体化した制度に発展するのかどうかだと思います。

※2026年9月19日時点の公開情報をもとに整理。

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外れ馬券訴訟の結論

最高裁は2015年と2017年の判決で、長期間・多数回・継続的に馬券を購入し、年間を通して利益を得るような一体的な経済活動と認められるケースでは、

払戻金=雑所得
当たり馬券+外れ馬券の購入費=必要経費

と判断しました。

最後までご覧いただきありがとうございます

代表取締役 松田修身

2000年 中部大手法人入社

2014年 エリア長職就任

2020年 稼働ランキング日本一達成 退社

同年 プランニングオフィス株式会社 設立

2024年 BRAINDIVE株式会社 設立

㊗ご支援店舗実績450店舗を突破!

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