今から約10数年程前に地方都市の駅前にある小さな一軒のパチンコ店「都センター(仮名)」がありました
開業当初(30年程前)は地域でもさまざまな年代のお客様から指示を得て人気を誇っていました。
しかし次代の変化とともに競争が激化し、徐々に客足が遠のいていきました。
新規の大型パチンコ店が次々にオープンし、大型店は、最新の機種や豪華な内装、充実した設備で多くのお客様を集めていました。
「都センター」のオーナーは、長年地元に根付いたこの店舗をなんとか盛り返したいと考え、様々な挑戦を試みましたが、いずれも、大きな成果には繋がりませんでした。
新台導入時には小規模なリニューアル施策も行われましたが、稼働率は20%から30%程度に留まり、収益はここ数年横ばい状態
そんな中、突然、店長が誤って4台の新台を40台と大量発注してしまうという予想外のミスをしてしまったのです
都センターでは、新台をFAXで注文しており、メーカーの受け付けも事務員さんだったらしくこのミスに誰も気が付かなかったのです
佐藤店長は検定通知書を見て焦りました。
「170台程度の都センターでこんなに一気に新台を入れても、お客さんが来る訳がない…」
そこで佐藤店長は、スタッフを集めて事情を説明しました
このままでは経営のピンチになる。助けてくれ!
するとスタッフ達は、常連のお客様に店長がミスって新台を沢山買ってしまったから新台入替の日に友達を誘って遊びに来て欲しいと伝えてまわりました
そしてあるスタッフは、この佐藤店長のミスをSNSで「助けて~」っと呼びかけたのです
すると、驚くべきことに新台入替の初日から多くのお客様であふれかえり新台40台が満席になったのです
都センターの稼働率は、月間で2倍を記録しました
その後も店長の発注ミスは、ネット上で話題になっており、SNSで拡散され続け「都センターに入った新台が面白い!」と口コミが更に広がったのです。
この予想外の成功を受けて、佐藤店長は更なるチャンスを感じました。
そこで、来月もさらに20台の新台を導入しました。
今回もスタッフが一生懸命声掛けやSNSの発信を頑張ってくれて、 都センターの稼働はどんどん上がっていきました
もちろん導入した新台はフル稼働です
ここで佐藤店長は、都センターのポテンシャルを再確認し、新たな集客戦略を立てることを決意します。
この勢いに乗ってリニューアルオープンを決行するのです!
まずは、地域のメディアに広告を打ち、新台をアピールするだけでなく、地元のコミュニティとも連携して店舗の認知度を高めました。
リニューアルオープン用にBOXティッシュを作り、喫茶店から電気屋さんに居酒屋からスナックまで近隣のお店をくまなくまわり無料でリニューアルオープン用のBOXティッシュを置かせてもらい、
お店の人に配ってもらったのです
それに加えて、店舗の外観にも手を加えて、大きなLEDの電光掲示板を設置し、遠くからでも目立つようにしました。
夜にはこの電光掲示板が点灯し、通りかかった人々の目に留まり視認性が飛躍的に上がりました
次に、特定の日に合わせて「スペシャルイベントデー」を設け、女性のお客様にお花を提供するキャンペーンを実施しました。
地域の住民に向けて、ポスティングチラシを配布し、「○○日限定でお花プレゼント!」
これにより、常連客だけでなく普段はパチンコ店に足を運ばないお客様まで興味を持って店舗に足を運び始めます
新台入替も以前より沢山行えるようになり、1年後には、稼働率がピーク時で70%に到達しました。
最終的には、稼働率は平均で50%で安定し賑わいを見せる店舗として生まれ変わりました。
都センターは、SNSや口コミによる影響力を最大限に活用し、地域密着型のパチンコ店としての地位を確立
店長のミスをきっかけに、スタッフと常連のお客様達の協力でパチンコ店が奇跡的に復活した物語。
思わぬピンチで追い込まれた店長が起こした奇跡の物語でしたが、都センターの復活は、スタッフ達が店長のピンチを助けたいと思った一心
そして日頃ホールに出てお客様の愚痴やクレームを謙虚に聞き続けていた佐藤店長の人望があってのことだったと補足しておきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます
代表取締役 松田修身
2000年 中部大手法人入社
2014年 エリア長職就任
2020年 稼働ランク日本一達成 退社
同年 プランニングオフィス 設立
2024年 BRAINDIVE株式会社 設立
現在 ご支援店舗70店舗を突破
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