スタバが大迷走!業績悪化で崩壊寸前
実は、現在スターバックスは、本来の姿を見失ってどん底になっています
業績が低迷していく発端は、2013年
当時スマホの普及であらゆる消費がスマホ決済へ移行していました
しかし、スターバックスの従来型店舗は時代の波に乗れず、来店者数が極端に落ち込んでいました
ただ、そんな状況でもテイクアウトが多く回転率の高い【ドライブスルー型店舗】だけは収益性が高かった
実際、売上を通常店と比較すると1.3倍で成長の余地があった
そこでスタバは、打開策としてテイクアウト重視を考える
ただ、スタバは、当初テイクアウトに対して葛藤もあった
何故ならスタバの成功要因は、あくまでもバリスタの暖かい接客
・快適でおしゃれな座席
・心地よい音楽
・人々が職場(学校)や家庭の問題を忘れてくつろげる場所を提供すること
この、職場でも家庭でもない第三の場所、サードプレイスを提供するコンセプトがスタバが高単価でいける要因だった
しかし、テコ入れが必要な状況で2014年頃からテイクアウト重視のドライブスルー型店舗へ舵を切りました
同時に通常店でもテイクアウトを増やすため、スマホの事前注文で、並ばずに商品を受け取れるアプリも導入
この流れは、2020年のコロナ禍で加速してテイクアウト比率はどんどん高まっていきました
ただ、ここに落とし穴がありました
問題点と背景
1・スマホ決済への対応遅れ(2013年以降)
スマホ普及に伴う消費行動の変化に、スターバックスが迅速に対応できなかった
2・テイクアウト重視へのシフト
ドライブスルー型店舗やモバイルオーダーを推進。
サードプレイスの理念(居心地の良い第三の空間)が薄まり、無機質な店舗体験に。
3・業績低迷
2024年Q4では純利益が同期比で約25%減少。
アメリカでは来店客数が10%減、中国市場でも競争激化し売上高は14%減。
4・ブランディングの崩壊
サードプレイスの差別化が失われ、他の飲料チェーンとの競争が激化。
5・経営の混乱
業績悪化に歯止めが効かず2年でCEOが3人もクビになる事態
経営陣の安定が欠ける状況。
そこで2024年に白羽の矢が立ったのが
ブライアン・二コル氏
メキシコ料理チェーン「チポトレ」の売上を6年あまりで倍増・株価を8倍にした敏腕経営者
報酬は、なんと年間150億円以上の破格での待遇
業績低迷が続く中でも二コル氏の就任発表で株価は1日で20%以上も上昇
新たなリーダーと戦略
2024年、新CEOに就任したブライアン・ニコール氏(チポトレ成功の立役者)が提案したのは、「原点回帰」による復活戦略。
具体的な対策
- サードプレイスの復活
快適な空間と接客重視の体験を再構築 - コンディメントバーの復活
顧客が自由にカスタマイズできる楽しさを提供 - スタッフ配置の改善
バリスタの役割を強調し、人間味のある接客を復活 - メニューの簡素化
過剰に複雑な選択肢を整理し、注文プロセスを改善 - モバイルオーダーの効率化
オーダーの混乱を解消し、4分以内での提供を目指します
今後の展望
ニコル氏が求める「原点回帰」戦略が成功すれば、スターバックスは再び独自性を強化し、競争激化に打ち勝つ可能性があります
新CEOの手腕によるスターバックスの原点回帰による業績のⅤ字回復に注目が集まっています
パチンコ業界でも人件費カットと人材不足などにより遊技のスマート化が近年急激に進んでいます。
このスターバックスの業績低迷から学べることは多そうですね
最後までご覧いただきありがとうございます
代表取締役 松田修身
2000年 中部大手法人入社
2014年 エリア長職就任
2020年 稼働ランキング日本一達成 退社
同年 プランニングオフィス 設立
2024年 BRAINDIVE株式会社 設立
現在 ご支援店舗96店舗
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