コラム記事

無能な働き者は処刑せよ

無能な働き者は処刑せよ!

この言葉は、ドイツ軍の名将として知られるハンス・フォン・ゼークトが残したとされる有名な組織論です。

ゼークトは組織の人材を、

「有能・無能」
×
「勤勉・怠慢」

の4つに分類しました。

■ 有能な怠け者(指揮官タイプ)

判断力に優れ、自ら細かく動かなくても組織を正しい方向へ導くことができます。

最も指揮官に向いている人材です。

■ 有能な働き者(参謀タイプ)

優秀で努力家。

ただし、自分で仕事を抱え込み過ぎると部下の成長を妨げることがあります。

■ 無能な怠け者(兵卒タイプ)

自ら考えて動くことは少ないですが、指示されたことは実行します。

実際の組織では最も多いタイプです。

■ 無能な働き者(最も危険な存在)

ゼークトはこのタイプを最も危険視しました。

能力が不足しているにもかかわらず積極的に行動するため、

・間違った判断をする
・周囲を巻き込む
・後始末を発生させる

結果として組織全体に損害を与えます。

では、なぜ無能な人は自分の無能さに気付かないのでしょうか?

心理学には「ダニング=クルーガー効果」という考え方があります。

能力が低い人ほど、自分の能力を過大評価してしまう傾向があるというものです。

なぜなら、

「正しく判断する能力」

「自分の判断が正しいかを検証する能力」

は同じだからです。

つまり、

能力が不足している人は、
自分が間違っていることにすら気付けません。

だからこそ自信だけは人一倍あります。

一方で、本当に優秀な人ほど慎重です。

常に自分の考えを疑い、
歴史や他人の失敗から学び続けています。

ドイツ帝国の宰相ビスマルクはこう言いました。

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

愚者は自分で失敗しなければ学べません。

しかし賢者は、他人の失敗から学び、同じ失敗を回避します。

ビジネスの世界でも同じです。

伸び続ける経営者は、

「自分は何を見落としているのか?」

を常に考えています。

逆に衰退する経営者ほど、

「自分は正しい」

と信じ込んでいます。

最大のリスクは、
間違えることではありません。

自分が間違っていることに気付けないことです。

成功する経営者は、
答えを探す前に、

まず自分の思い込みを疑います。

それが、無能な人と有能な人の決定的な違いなのです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます

代表取締役 松田修身

2000年 中部大手法人入社

2014年 エリア長職就任

2020年 稼働ランキング日本一達成 退社

同年 プランニングオフィス 設立

2024年 BRAINDIVE株式会社 設立

㊗ご支援店舗350店舗を突破

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