売れるお店と売れないお店の決定的な違い!「すべての人を喜ばせようとしない」勇気
週末、無性にお好み焼きが食べたくなったとします。調べてみると、近所には2つのお店がありました。
-
🐼 パンダのお店: どこにでもある、ごく普通のお好み焼き屋。自分で鉄板で焼くスタイルで、「豚玉」「ミックス玉」など定番メニューが並んでいます。
-
🦁 ライオンのお店: 基本は普通のお好み焼き屋ですが、決定的な違いが2つ。
-
ホールのスタッフが全員可愛らしい女性。
-
お好み焼きは、プロが完璧に焼いてくれた状態で提供される(自分で焼く手間なし!)。
-
この2つを比べたとき、あなたはどちらのお店の**「客層」**がすぐにイメージできたでしょうか?

おそらく多くの方が**「ライオンのお店」**ではないでしょうか?
「ライオンのお店」には、「自分で焼くのが面倒な人」「可愛い女性スタッフとの交流を楽しみたい男性客(同性同士のグループが多いかも)」といった、明確なニーズを持ったお客さんが集まると想像できます。
では、「パンダのお店」の客層は?
「家族連れ?」「友達同士?」「老若男女?」…なんだかぼやけて、特定しづらいと感じたはずです。
この「イメージの付きやすさ」こそが、「売れるお店」と「売れないお店」を分ける最初のサインなのです。
💡 売れないお店の宿命:「すべての人を喜ばせようとすること」
パンダのお店のように、**「良くも悪くも定番」で「普通」のお店は、一見、幅広い層(マス層)にマッチしているように見えます。しかし、実際は「分かりやすいウリがない」**だけなのです。
アメリカのコメディアン、ビル・コスビーの有名な言葉があります。

I don’t know what the secret to success is. But I know the secret to failure: and that is, trying to please everyone.
私は成功の秘訣は知らないが、失敗の秘訣は知っている。それはすべての人を喜ばせようとすることだ。
売れていないお店は、まさにこの「すべての人を喜ばせよう」とした結果、誰の心にも深く響かない、無個性な存在になってしまっているのです。
なぜ「普通」が命取りになるのか?
飲食店の場合、5軒に1軒が1年以内に廃業すると言われるほど競争は激しいです。
「たまたま近くにお店が少ない」「たまたま人通りが多い」といった外部要因がない限り、普通のお店はいつもガランとしています。
そして、この「普通」のお店が陥るのが、**「ウリがないから価格を下げる」**という悪循環です。
-
味だけで勝負している飲食店
-
どこにでもあるメニューのエステサロン
-
他と違いが分からないものしか提供しない美容室
これらの店舗は、他店と変わらないものを提供しているため、最終的に価格競争に巻き込まれます。これが経済学でいうところの**「共有地の悲劇」**につながります。
💥 共有地の悲劇:価格競争はなぜ共倒れを招くのか?
「共有地の悲劇」とは、元々、誰もが使える共有の放牧地で、個人が自分の利益を最大化するために家畜を増やした結果、放牧地全体が荒れ果て、結果として全員が不利益を被るという理論です。
これをビジネスに置き換えると…
-
インターネットで流行の商品・サービスが拡散される。
-
その恩恵にあやかろうと、多くの事業者が参入する(大群が押し寄せる)。
-
商品・サービスが「コモディティ化」(差別化が困難)する。
-
需要よりも供給が上回り、価格破壊が始まり、過当競争の末、多くの事業者が共倒れする。
「根本治療」と謳う治療院、「安さ」をウリにするエステサロンなど、周りと同じ事しかしていない事業は、この悲劇から逃れられず、ウリを安売りにして体力勝負になってしまうのです。
🎯 売れるお店の絶対条件:「お客さんから見た分かりやすいウリ」
「うちには、他にはないこだわりの〇〇がある!」
そう反論するかもしれません。しかし、その「こだわり」は自己満足になっていませんか?
もし、あなたがスタッフに「うちのウリは何だと思う?」と質問して、スタッフですら答えられないようなら、それはお客さんにも伝わっていないということです。
売り手であるあなた自身は、その分野に精通しているため、わずかな違いでも「差別化」だと認識できます。しかし、その分野にほとんど知識がない**買い手側(お客さん)からすると「他と何も変わらない」**と映ってしまうのです。
「ウリ」の作り方:常識を覆す事例

売れるお店を作るためには、**『お客さんから見た分かりやすいウリ』**が必要不可欠です。
例えば、愛知県に実在した「たこ焼き 皓介(こうすけ)」というお店。
あなたは「たこ焼き屋さん」と聞いて、どんなお店をイメージしますか? 職人肌の店主? 家族経営?
しかし、このお店のスタッフはなんと**「世にも麗しき美女ぞろい」**でした。
「たこ焼き屋」という業態と、「美女ぞろいの店員」という要素の**大きなギャップ(いい意味での裏切り)**こそが、彼らの最強の「ウリ」になりました。
これにより、お店は一躍話題となり、多くの人が「あの美女がいるたこ焼き屋」という明確な動機をもって来店したのです。
これは極端な例かもしれませんが、あなたのお店にも、この「裏切り」や「明確なターゲット層への特化」という視点が必要です。
✅ 成長への習慣:今日から取り組むべき2つの質問
あなたの提供している商品やサービスを、もう一度見つめ直す時です。
「すべての人に好かれよう」とする姿勢を捨て、**「誰に一番必要とされるか」**という視点に切り替えてください。
今日から習慣にしてほしい2つの質問です。
-
「自分がウリだと思っているモノは、お客さんにとってもウリなのか?」
-
「自分の市場のお客さんは、どんなウリに強く惹かれるのか?」
この問いを深く追求し、**分かりやすい、尖った「ウリ」**を設定し直すこと。それが、あなたのお店を「その他大勢」から脱却させ、「人気店」へと飛躍させる唯一の道です。
【まとめ】
-
売れない店: 「普通」であることで、すべての人を喜ばせようとし、誰の心にも響かない無個性な存在となる。
-
売れる店: ターゲットを絞り、**分かりやすい、尖った「ウリ」**で、特定の顧客層から熱狂的に支持される。
-
危険な落とし穴: 「自己満足のこだわり」や「価格競争」は、共有地の悲劇を招き、共倒れの原因となる。
🚀 次の一歩:あなたの「ライオンのお店」を見つける
もしあなたが「パンダのお店」のオーナーだとしたら、どんな一手を打ちますか?
-
「パンダのお店」を、ただのお好み焼き屋ではなく、**「地元の高校生だけが通う、安くてボリューム満点の秘密基地」**に変える?
-
「パンダのお店」を、**「最高級の有機野菜と特定のブランド豚しか使わない、健康志向のママが集まる店」**に変える?
明確な「ウリ」を見つけて、誰からも好かれなくてもいいという勇気を持ってください。
お店情報
たこ焼き 皓介
住所:愛知県刈谷市御幸町3-92
営業時間:10:00〜21:00
定休日:無休
https://kousuke-co.com/close-takoyakikousuke/
最後までご覧いただきありがとうございます
代表取締役 松田修身
2000年 中部大手法人入社
2014年 エリア長職就任
2020年 稼働ランキング日本一達成 退社
同年 プランニングオフィス 設立
2024年 BRAINDIVE株式会社 設立
㊗ご支援店舗250店舗を突破
業界初!新感覚【無料顧問】
私たちのノウハウを本当に無料で提供致します!
まずは、LINEをご登録して頂き、お気軽に質問して下さい
代表の松田が24時間以内にご返信致します

コメント