コラム記事

知らなきゃ怖いドーパミン

ドーパミンと言えば、グラップラー刃牙の範馬刃牙が首をひねっただけで脳内麻薬≪エンドルフィン≫を出す事でドーパミンを自由に活性化させるシーンでおなじみですね

我々の業界では、依存との関係が強い物質で知られていますが、そもそも依存症とは何なのでしょうか?

依存症とは?

依存症というのは、あることをやりすぎて止められなくなることを言います

例えば、お菓子が大好きで、毎日たくさん食べたくなるとします

最初は少しだけ食べるだけで楽しいけど、だんだんもっともっと食べたくなります

お菓子を食べるのが楽しすぎて、他のことをするのが嫌になります

お菓子を食べないと悲しくなったり怒ったりすることも

体や心が「もっと欲しい!」と強く思うようになり

他の楽しいことを忘れてしまって、お菓子だけに夢中になっちゃいます。

これが依存症です

★依存症のメカニズム

ドイツの化学者が1900年代にドーパミン(Dopamine)という物質を発見しました

何回かの実験の末、科学者たちは奇妙なことに気が付きました

それは、適切な状況が揃うと被験者は、ドーパミンを活性化して『快楽』をもたらす行動に一切抗えないという事実でした

この物質に『快楽物質』の別名を与え、一連のドーパミン生産細胞が脳内で辿る経路を『報酬系』と名付けました

その後研究者たちの実験によりドーパミンは、快楽よりもはるかに大きい感情を生み出していることが判明しました

★ドーパミンの正体

『人は罰で動くのか、報酬で動くのか』

罰を恐れて動く人もいれば、報酬を目的に動く人もいます

いわゆる『アメとムチ』はどっちが強いのか問題です

1953年モントリオールにて、マギ―ル大学のオールズとミルナーという研究員が、とある実験を開始しようとしていた

ラットに麻酔をかけ、脳の『好奇心』を司る回路に直接電極を差し込み

電気刺激を与え反応をみるというものでした

しかし、研究員は電極を誤って『報酬系』の場所に刺してしまったが、

そのままラットを箱の中に入れて実験を開始した

するとラットは、1時間に7000回ものペースでレバーを押し続けたのです

この実験によって『脳の報酬系回路』が判明した

また、この報酬系を活性化すると得られるのが、ドーパミンだという事も分かったのです

★報酬系の刺激がどれぐらい強いのか?

ラットは、空腹時に近くに餌があってもレバーを押し続け

ラットは、発情期のメスが近くにいてもレバーを押し続け

ラットは、子供を産んだばかりのメスでも赤ちゃんを無視してレバーを押し続けたのです

続いてレバーに近づくと足に電気ショックの罰を与えても、一心不乱にレバーを押し続けたのです

このラットたちは他っておくと餓死するまでレバーを押し続けてしまうのです

この実験から人間を含めた動物の脳は、罰ではなく報酬(快楽)を優先するという考え方が主流となり

度重なる実験によって、人間は餓死するという罰を恐れて食事をするのではなく、ドーパミンが手に入るから食事をするのだと証明されました

脳は人間を褒めて育てていたんですね

その後、コカイン吸引時にもドーパミン報酬系が活性化することが確認され、改めて人の快楽を司ることが明確になりました

また、薬物の依存の原因がドーパミンであることも、同時に発見されました

★ドーパミンのトリガー

先に報酬系を活性化させるとドーパミンが発生すると説明したが

様々な研究から、一概にそうばかりでもないということが分かってきた

その実験は、ラットが餌を食べるときにドーパミンが放出されはするものの

日にちが経つにつれ、そのドーパミンの放出量が減っていきました

しかし、ラットは、毎日夢中でエサを食べている

実験を続けると次第にドーパミンの放出が無くなりました

その理由は、ケンブリッジ大学のウォルフラム・シュルツがサルを使った実験によって明らかとなります

★サルのドーパミン実験

サルの報酬系に電極を埋め込み、ドーパミンが放出するタイミングを測れるようにしました

次にAとBの箱を用意し、それぞれの箱の上に電球を取り付け

ABどちらかの箱にランダムにエサを入れ、エサを入れたら電球を光らせます

サルは、電球が点いた箱を開けるとエサが食べれます

★ドーパミンはいつ放出される?

1)箱を開けてエサを見つけた時

2)エサを食べている時

3)電球が光った時

正解は、2番のエサを食べている時にドーパミンは放出されていました

しかし
サルは、電球が光った箱の中にエサがあると学習した時に、ドーパミンが放出されるタイミングが

3番の電球が光った時に変化したのです

驚くべきは、エサを食べていないのに電球が光っただけでドーパミンが放出されている所です

この実験でドーパミンが反応するものは直接的な快楽だけではなく

『可能性と期待』に対しも反応して放出されているのだということが判明したのです

これは、快楽を得る為に脳が人間に行動を促しているだと考えられています

ドーパミンは、『報酬自体の大きさ』ではなく『期待する報酬の大きさ』によって反応する

例えば
予想通り10万円もらえるより

予想外に1万のもらった方がドーパミンは多く放出される

学生時代であれば、インフルエンザの流行で学級閉鎖でいきなり休みになったら普通の休日よりも嬉しいですよね

これを『予測報酬誤差』といいます

★予測報酬誤差

パチンコに夢中になるのは、百発百中で当たるのではなく

普段当たらないから、当たった時の『誤差』が大きいので、より多くのドーパミンが放出されます

つまり
1/99で大当たりするよりも、1/319の50%の確変を引く方がより多くのドーパミンが放出されます

脳は、より強い誤差を求めてその行いにのめり込んでいきます

注意点


イベントや集客を行う際は、期待値を上げるとで

より多くの集客を行えるが、

その期待値を下回った場合(ガセイベントを行った場合)

ドーパミンは急速に活動を停止し、強い喪失感が残る

可愛い理想の彼女が、女子達ばかりの会話でオジサンみたいな言動と行動を行っているのを見てしまった時

期待とのギャップ(誤差)が大きすぎて一気に冷めてしまうのと同じです

射幸心とは、煽るのではなく、そそるのがポイント

煽っていいのは、ファン感謝祭などのクジ引きなどで、お客様が絶対に損をしないイベントのみにしましょう

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